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数奇屋

すきや
名詞
1
標準
tea-ceremony arbor
文例 · 用例
」 官費と聞いて喜びながら、ちょうどそこへ来合わしたつじ駕籠を呼びとめてひらり伝六が飛び乗ったので、右門はただちに数奇屋橋の奉行所へやって行きました。
南蛮幽霊 右門捕物帖 青空文庫
京橋の数奇屋河岸である。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
透谷の家というのは、銀座通りよりもむしろ数奇屋河岸の方に近よっていたかと思う。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
もとはどういう名のある邸だったのか、竹の櫺子をつけたいかにも床しい数奇屋がまえなのに、掛軸はかけず、床柱の花籠に申訳のように薊と刈萱を投げいれ、天井の杉板に金と白緑でいちめんに萩が描いてある。
久生十蘭 ユモレスク 青空文庫
大名小名是を承はり給ひてこは珍敷々々面白きご興行かな、いかにとしてか殿下様へ、お茶をば申べき、望ても叶べき事ならず、かゝる御意こそ有難けれと、右近の馬場の東西南北に、おの/\屋敷割を請取て、数奇屋を立てられける」 こうその頃の文献にあるが、これはとんでもない嘘なのであった。
国枝史郎 五右衛門と新左 青空文庫
――じっと顔を数奇屋の囲いのほうへ向けた。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫
蛙よ蛙よ、青いすすきやよしの生えてる中で、蛙は白くふくらんでゐるやうだ、雨のいつぱいにふる夕景に、ぎよ、ぎよ、ぎよ、ぎよ、と鳴く蛙。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
あくる日は十三夜で、近江屋でも例年の通りにすすきや栗を買って月の前にそなえた。
岡本綺堂 影を踏まれた女 青空文庫
作例 · 標準
「寺院の奥にひっそりと佇む数奇屋で、風の音を聞きながら静かにお茶をいただいた」
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数奇屋の控えめな装飾と、素材の良さを活かした造りに、日本の美意識の極致を感じる。
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「いつかこんな数奇屋を庭に建てて、趣味の時間を過ごしたいものだね」と夫は呟いた。
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