借越
かりこし
名詞
標準
outstanding debt
文例 · 用例
小生は彼がまだ一度も借越したことのない銀行通帳を持っているのを知っています。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
されば、宮中はますます窮迫して借越が重なり、三年も四年も後のものを使用せねばならぬほどになった。
— 佐藤垢石 『にらみ鯛』 青空文庫
借越のパンを差し上げるのも致方がございません。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
序に一つ小突いて行ったんだから、私の方が借越になる。
— 佐々木邦 『凡人伝』 青空文庫
ぼくはあの図を出して先生に直してもらったら次の日曜に高橋君を頼んで僕のうちの近所のをすっかりこしらえてしまうんだ。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
さやう、去年はみんなで四十本ばかりこしらへました。
— 宮沢賢治 『葡萄水』 青空文庫
「実は、おろかな私どものことでございますので、ついなんにも存じませんで、うっかりこしらえましたものでございます」と言って、縮みあがってお申しわけをしました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
青瓢箪のような顔をしている青年ばかりこしらえちゃ、学問ができて思想が高尚になったって、なんの役にもたたん、ちと若い者は浩然の気を養うぐらいの元気がなくっちゃいけませんなア」 などという。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
作例 · 標準
経理担当者が、月末の借越を清算するために奔走していた。
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会社の帳簿には、過去からの多額の借越が記載されている。
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予期せぬ出費により、口座に借越が発生してしまった。
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