案内図
あんないず
名詞
標準
guide map
文例 · 用例
」「勿論だ、何だつて絵具であり、いくつかの色があり、揮身の腕さへ揮へるんなら――」「街へ行つてガランドウを探してやらう、たしか彼は町角の鐘つき堂の屋根に掲げる登山自動車の案内図を作つてゐたと思ふ、大きな足場をかけて……」「嬉しい、手伝ひたい。
— 牧野信一 『朝居の話』 青空文庫
そして十銭|洋酒店「ブレーキ」の悪酒に酔いしれた、妖艶な年増女の二の腕に書きつけて置いた奇怪なる案内図は、いま目の前に聳えたつこの高塔の所在を教えたものに外ならなかった。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
そこで彼女は、一行の前をすりぬけ、かねて勉強しておいた洞内の案内図を脳裏に思い浮べ、最短通路を通って、第三十九号室へとびこんだのであった。
— 海野十三 『鬼仏洞事件』 青空文庫
この人の精密極る案内図によつて、私は楽な旅行をたのしむことができたのである。
— 坂口安吾 『島原の乱雑記』 青空文庫
その中には古いメトロポリスから暗い深淵へと直接結ぶ多数のトンネルの新設が含まれる――急降下するトンネルで、我々は作成中の案内図の上にそれらの坑口を注意深くメモした。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
案内図作成の参考にした彫刻によると、我々が進入したいと考えているトンネルの坑口は現在地から四百メートルちょっと離れているだけなはずだ。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
いずれにせよ、我々は恐怖のスケッチ――我々自身が作った案内図と完全に一致していた――を仔細に検討し、取って返すと円環構造への道順として示された経路を進んだのだ。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
ペンギンの鳴声が指し示す方角は我々の案内図とコンパスが更に北寄りのトンネル坑口としている地点と正確に一致しており、橋ではなく一階と地階を通る経路が開いているのを見つけたときは嬉しかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日案内図について考えている。
案内図という言葉は日本語で重要だ。
彼は案内図の意味を理解している。
この文には案内図が含まれている。