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ピンセット

ピンセット
名詞
1
標準
tweezers
文例 · 用例
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向ふの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらゐの活字を次から次と拾ひはじめました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
降灰をそっとピンセットの先でしゃくい上げて二十倍の双眼顕微鏡でのぞいて見ると、その一粒一粒の心核には多稜形の岩片があって、その表面には微細な灰粒がたとえて言えば杉の葉のように、あるいはまた霧氷のような形に付着している。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向こうの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと、小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいの活字を次から次へと拾いはじめました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
またその桔梗いろの冷たい天盤には金剛石[6]や青宝玉[8]のかけらまでごく精巧のピンセットできちんとひろわれきれいにちりばめられそれはめいめい勝手に呼吸し勝手にぷりぷりふるえました。
宮沢賢治 インドラ[※1]の網 青空文庫
またその桔梗いろの冷たい天盤には金剛石の劈開片や青宝玉の尖った粒やあるいはまるでけむりの草のたねほどの黄水晶のかけらまでごく精巧のピンセットできちんとひろわれきれいにちりばめられそれはめいめい勝手に呼吸し勝手にぷりぷりふるえました。
宮沢賢治 インドラの網 青空文庫
看護婦は大きな磁盆にしこたま大小のメス、鋏、鋸、楔、止血ピンセット、鉗子、持針器の類を列べたのを持つて來た。
有島武郎 實驗室 青空文庫
解剖臺のテーブルの上には、アルコールの瓶だの石炭酸の瓶だの、ピンセットだの鋸だの鋏だの刀だの、全て解剖に必要な器械や藥品が並べてある。
三島霜川 解剖室 青空文庫
作例 · 標準
細かい作業をするには、ピンセットが欠かせない。
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作業中に小さな部品を落としてしまったので、ピンセットで拾い上げた。
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この模型の組み立てには、精密なピンセットが必要だよ。
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ウィキペディア

ピンセット とは、道具のひとつ。微細なものをより分けたり、薄くあるいは脆いものをはさむといった、人間の手・指そのままでは困難なレベルの、緻密な作業を行うために用いられるものである。日本語では「鑷子」(せっし)と表記する。

出典: ピンセット — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0