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見とる

みとる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
1
標準
to perceive
文例 · 用例
」「ここの兵タイら、これゃ、わッしゅの工場で厄介を見とる、あの兵タイじゃないんでしゅね。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
たまたまその子口あきて、  楊の梢に見とるれば、元信斎は歯軋りて、     石を発止と投げつくる。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
「何を立って見とるのや」兄が怒ったようにからかうと、信子は笑いながら捜しに行った。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
「何だ……何を見とるのか」「……あそこにお母さまの顔が……」「フーン……どれどれ……どこに……」 と父親は腰を低くして、チエ子の指の先を透かしてみた。
夢野久作 人の顔 青空文庫
いたいけな子供に何でもやらせて、自分は手を組んで見とるちふことが、あるものかな。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
いちはやく気づいたものがもうふたり、ばらばらとそちらへ走っていくので、春吉君も画板をおいてかけつけると、土手の下に、水を通ずるため設けてある細い土管の中へ、竹ぎれをつっこんでいる先生が、落ちかかって鼻の先にとまっている眼鏡ごしに春吉君を見て、「おい、ぼけんと見とるじゃねえ、あっちいまわれ。
新美南吉 青空文庫
……何をぼんやり……あんたの顔を見とるがや。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
書物ばかり見とるぢや可かん、少しは世間も見い。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
彼の鋭い目つきは、一瞬で相手の感情を見とるようだった。
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熟練の職人は、材料のわずかな変化も見とって最適な加工を施す。
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刑事は、証言の裏に隠された真実を見とろうとしていた。
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