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返書

へんしょ
名詞
1
標準
reply (to a letter)
文例 · 用例
穏な僕の心は急に擾乱され、僕は殆んど父の真意を知るに苦しみ、返書を出して責めて今一年、卒業の日まで此儘に仕て置いて貰おうかと思いましたが、思い返して直ぐ上京しました。
国木田独歩 運命論者 青空文庫
主筆から彼の批評は既に前号に載せたという返書を得て調べて見ると、頁の最後の一行にただ「ポーリン是は譫言なり」とあった。
夏目漱石 長塚節氏の小説「土」 青空文庫
私の受け取ったものは、思いがけない人からの返書でした。
太宰治 新郎 青空文庫
そこで九郎兵衛に返書を齎らさしめ、守屋|守柏、小関大学の二人を京へ遣ったが、政宗の此頃は去年大勝を得てから雄心|勃々で、秀吉東下の事さえ無ければ、無論常陸に佐竹を屠って、上野下野と次第に斬靡けようというのだから、北条征伐に狩出されるなどは面白くなかったに相違無い。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
十月×日 長官よりの返書、漸く来る。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
この後信綱自ら四郎へ、降伏すべき手紙を送ったが、四郎の返書には、松倉氏の暴政を綿々として訴え、信仰の変え難きを告げ、「みな極楽安養すべきこと、何ぞ疑ひこれあるべく候|哉、片時も今生の暇、希ふばかりに候」と結んで居る。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
しかし、山をくだって夫人の処へ帰って往くと云うことは、父母をはじめ世間の手前もあるのでさすがにそれはしなかったが、そのかわりに壮い和尚に頼んで手紙を夫人の許へ送り、その返書を得て朝晩にそれを読みながら、僅かに恋恋の情を慰めていた。
田中貢太郎 悪僧 青空文庫
命婦が持たせてよこした源氏の返書を、常陸の宮では、女房が集まって大騒ぎして読んだ。
末摘花 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
彼からの返書はまだ届いていない。
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至急、この件に関する返書をお願いいたします。
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返書をお待ちしております」と、メールに一言添えた。
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