集金人
しゅうきんにん
名詞
標準
bill collector
文例 · 用例
はじめて久助君がほうびをもらったので、電気会社の集金人であるおとうさんは、ひじょうにいきごんで、それからは、久助君が学校から帰ったらすぐ、一時間勉強することに規則をきめてしまった。
— 新美南吉 『久助君の話』 青空文庫
相手は呉服屋の番頭、公設市場の書記、瓦斯会社の集金人と、だんだん格が落ちた。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
出て行きしな、自分の力で養えるようになったらきっと母を連れに来ますと、集金人の山谷に後のことを頼んだ。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
安二郎の話によると、集金人の山谷はお君を犯したのだった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
集金人の山谷からいつか聴いた話が心の底に執拗く根を張っていたから、そのようなことを想い泛べるだけで胸がかきむしられるのだった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
毎月の月給が晦日の晩になっても集金人が金を持って帰るまでは支払えなくて、九時過ぎまでも社員が待たされた事が珍らしくなかった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
年寄りを初め、自動車屋の集金人、料理屋の掛け取り、女郎屋の「馬」、レストランの亭主、酒屋の番頭、待合の「お帳場」――それ等の人々が、各々双肌脱ぎになつてAの指揮にもとづきながら懸声そろへてポンプのハンドルをあをつてゐた。
— 牧野信一 『雪景色』 青空文庫
二人っきりでねえ、私と幸坊とねえ、財産はあるんですものねえ……」 そのように親類になってくれと懇願されている者は、電燈会社の集金人であった。
— 宮本百合子 『牡丹』 青空文庫
作例 · 標準
見知らぬ集金人が玄関に立っていたが、怪しいと感じたのでチェーンをかけたまま対応した。
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猛暑の中、集金人が額に汗を浮かべながら、手際よく領収書を書いて次へと向かっていった。
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集金人を装った詐欺事件が多発しているので、必ず身分証を確認するよう注意喚起のチラシが配られた。
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