民望
みんぼう
名詞
標準
hopes of the people
文例 · 用例
惟公 民望に在り、天地と 傾覆を同じうす。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
一、二十三年十月九日、議会召集令が出て、十一月廿五日を以て愈々多年の民望たる国会が始て開かれることになつた。
— 木下尚江 『自由の使徒・島田三郎』 青空文庫
余輩を以て之を觀れば、皇后は武略を以て軍卒の畏敬を受けしよりは、寧ろ神祇に奉侍してその意思を宣傳する祝官として、民望を收攬せられしが如し。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
県ノ与力、雷横身、治安ノ警吏ニテ有リナガラ大酒乱酔ヲ恣ニシ劇場ヲ騒ガセ、人ヲ傷ツケ公安ヲ紊スノミカ官ノ民望ヲ墜スコト甚シ依而十二|刻ノ「立チ曝シ」ニ処シ是ヲ、諸民ノ指弾ニ委ス※城県知事 立て札の文字が雷横を射すくめている。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
こうあっては、誰が何といっても、天下の民望が、やがては織田殿を、天下の信長公と、かつぎあげてしまうのは、当然な成り行きでしょう。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
宗治の日頃の民望が今この声となったものである。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
孫策は、義を尊び、仁政を布き、近来、赫々たる民望をはやくも負っています。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
のみならず土地の民望は篤く、よく将士を用い、敵のわれわれに対してすら徳を垂れることを忘れません。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
彼は誠実な人柄と確かな実績により、次期市長として圧倒的な民望を集めている。
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「これほどまでに民望を担って当選したのだから、公約は必ず果たさなければならない」
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歴史を振り返れば、いかに優れた才覚があっても民望を失った指導者は長くは続かなかった。
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