聞き違える
ききちがえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to mishear
文例 · 用例
それは先ほど呼ばれた時のそれに比べると、聞き違えるほど美しい声だった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
人の云うことを聞き違えることもなかったかわりに、人の口真似を巧みにこなすことは出来なかった。
— 原民喜 『忘れがたみ』 青空文庫
「二十年もあの方のお屋敷に奉公しておりながら、その御主人のお声を聞き違えるなんてことがございましょうか?
— THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE 『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』 青空文庫
小督の琴は仲国の耳の底にはっきりと残っていて、いつどこで聞いても、聞き違えることのないほどの自信があった。
— 第六巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
むろん番たびではないが、人の云うことを聞き違える、という弱点に自分で気がついたのだろう、それからはもっぱら自分で饒舌るようになった、ということであった。
— 山本周五郎 『滝口』 青空文庫
作例 · 標準
上司の皮肉交じりのアドバイスをただの褒め言葉と聞き違えて、能天気に「ありがとうございます!」と返してしまった。
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スピーカーから流れる自分の声を他人のものと聞き違えるほど、録音された声には違和感がある。
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ホームのアナウンスを隣の路線のものと聞き違えてしまい、慌てて逆方向の電車に飛び乗ってしまった。
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あまりの現実味のなさに、親友からの結婚報告を何かの質の悪い冗談だと聞き違えたかった。
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