平熱
へいねつ
名詞
標準
normal temperature
文例 · 用例
熱は平熱となったが腹工合は依然悪く、まだ血便が少し出る。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
出がけに、ちょっと病室へ顔を出し、そこに新子がいるのを見ると、「この子の熱は、四日目には、きっと平熱になるんですよ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
熱も無いやうなのを唯苦にして居るのだから、初めは不審に思つて居ると自分で計つては苦にするのでよく驗温器を檢べて見ると、よく/\古い狂つたので平熱でも八度近くまで騰る。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
平熱の一週間目に彼は始めて流動食の代りに交りを許された。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
花嫁の容態はその後脳脊髄膜炎と変じて、約一ヶ月の後平熱にかえったが、脳を冒されて白痴のようになってしまった。
— 小酒井不木 『血の盃』 青空文庫
一時は実に不安な気持ちでしたが、止血の注射で、血もきれいに止まりそれとともに熱も平熱になって今日で三日ほど無熱です。
— 倉田百三 『青春の息の痕』 青空文庫
圭一郎は檢温器を腋下に挾んでみたが、まだ平熱に歸らないので直ぐ寢床に這入つた。
— 嘉村礒多 『業苦』 青空文庫
八月八日(土曜) 今月の四日に漸く平熱になった。
— 一九一四年(大正三年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
「顔が赤いけど大丈夫?」「平熱だから、ただ暑いだけだと思うよ」
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朝起きて検温したら平熱だったので、安心して学校へ行く準備を始めた。
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彼は平熱が少し高い体質で、冬でもあまり寒がることがない。
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