都府
とふ
名詞
標準
capital
文例 · 用例
此処小駅ながら近来海水浴場開けて都府の人士の避暑に来るが多ければ次第に繁昌する由なり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
丹後といへば、いまの京都府の北部である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
また一つの都府の市民というごとき抽象的の団体を考うる時はその要素たる各個人とは独立に時とともに不変なる標準も考えらるれども、一般には必ずしも然らず。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
八つの橋をモルダウ河に渡して両岸に跨がっているプラハの都府で、幾百年かの旧慣に縛られている貴族の家に、千八百七十五年十二月の九日に生れたということです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
丹後の国は、いまの京都府の北部であるが、あの辺の人は、この時代に津軽へ来たら、ひどいめに遭はなければならなかつたわけである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
京都府立京都第一中学校を昨年卒業し、来年、三高文丙か、早稲田か、大阪薬専かへ行くつもりです。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
管野すが子は齡卅歳、生れは京都府葛野郡朱雀野村である、春に秋に歌に好く詩に好いこの歴史的匂ひある村に生れた一女性は、小學校を出で世の鹽にもまれる樣になると、種々數奇の運命に弄ばれた、多少の「文字ある女」に能くある慣として、すが子は澤山の男にも關係したし、多くの文學的書籍にも讀み耽つた。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
私と庄亮とはO氏やA博士やH君夫妻を向う斜めに見わたせる、船舶課側の窓際のクッションに凭れる、末席の方だが、このテエブルには若い船医や京都府の警部さんのA君やと大概は同席である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
古都として知られるこの都府には、歴史的な建造物が数多く残されている。
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都府の政治的・文化的な影響力は、周辺の地域にも広く及んでいる。
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華やかな都府の暮らしに憧れて、若者たちが地方から集まってくる。
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