海千山千
うみせんやません
名詞-の形容詞名詞
標準
cunning and experienced in the ways of the world
文例 · 用例
商売人は年期を入れ資本を入れ、海千山千の苦労を積んでいるのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
現在、蔵元屋に入り込みおる野西とか言う侍でも、黒田五十五万石を物の数とも思わぬ海千山千の隠密育ちに違いない。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
僕はしめたと思って、物をいい出すつぎ穂に苦心したが、あんな海千山千の動物には俺の言葉はとてもわからないと思って黙っていた。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
ことに海千山千の大人はいけない。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
舟橋聖一氏にはわるいが、この人の「左まんじ」という文芸春秋の小説は主人公の海千山千的な生き方が感じられてがっかりした。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
丹羽文雄氏にもいくらか海千山千があるが、しかし丹羽氏の方が純情なだけに感じがいい。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
商売人は年期を入れ資本を入れ、海千山千の苦労を積んでゐるのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
敵は海千山千の名人だ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
海千山千(うみせんやません)は、中国の故事成語からの言葉。
出典: 海千山千 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0