大粒
おおつぶ
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #27489 · 青空 447 例
標準
large drop (of rain, sweat, tears, etc.)
文例 · 用例
大粒な雨が、パラツ、パラツ、と降り出した。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
雨と晴れとの中にありて雲と共に東へ/\と行くなれば、ふるかと思えば晴れ晴るゝかと思えばまた大粒の雨|玻璃窓を斜に打つ変幻極まりなき面白さに思わず窓縁をたたいて妙と呼ぶ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
そら、大粒の赤玉、白玉のメノーを七宝の青い葉茎がくっきりうけとめている、チューリップ!
— 岡本かの子 『五月の朝の花』 青空文庫
ある日曜日の朝顕著な不連続線が東京附近を通過していると見えて、生温かい狂風が軒を揺がし、大粒の雨が断続して物凄い天候であった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
この時もしやと思うこと胸を衝きしに、つと起てば大粒の涙流れて煩をつたうを拭わんとはせず、柱に掛けし舷燈に火を移していそがわしく家を出で、城下の方指して走りぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
白痴にもこれは可笑しかったろう、この時ばかりじゃ、真直に首を据えて厚い唇をばくりと開けた、大粒な歯を露出して、あの宙へ下げている手を風で煽るように、はらりはらり。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
それから苔の上をずんずん通り、幾本もの虫のあるく道を横切って、大粒の雨にうたれゴム靴をピチャピチャ云はせながら、楢の木の下のブン蛙のおうちに来て高く叫びました。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
それから苔の上をずんずん通り、幾本もの虫のあるく道を横切って、大粒の雨にうたれゴム靴をピチャピチャ云わせながら、楢の木の下のブン蛙のおうちに来て高く叫びました。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
作例 · 標準
例句