刪定
さんてい
名詞
標準
revision of a passage
文例 · 用例
是皆不以臆次刪定一字。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
森田にして錯らざる限は、里恵は山陽が眼鏡を著けて政記を刪定し、筆を閣き、眼鏡をば脱せずして逝いたと云ふことを否認してゐたやうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
假令詩書が孔子の刪定に成つたとしても、孔子以後漢初までは隨分長い年數を經てゐるから、其間に何等の變化も無かつたとはいかぬ筈である。
— 内藤湖南 『尚書稽疑』 青空文庫
忽書ヲ辱シ、大集ノ刪定ヲ属セラル。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
女史遺稿若干首ヲ出シ、誠ニ示シテ曰ク、コレ先人易簀ノ前数日|刪定スル所ノ者ナリ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
※は是刪定の意に係る所也。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
京山男少年乙未秋 京水百鶴 北越雪譜初編 巻之上越後塩沢 鈴木牧之 編撰江戸 京山人百樹 刪定○ 地気雪と成る弁 凡天より形を為して下す物○雨○雪○霰○霙○雹なり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
北越雪譜初編巻之上 終北越雪譜初編 巻之中越後塩沢 鈴木牧之 編撰江戸 京山人百樹 刪定○ 雪頽人に災す 我住魚沼郡の内にて雪頽の為に非命の死をなしたる事、其村の人のはなしをこゝに記す。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
作例 · 標準
古典文学の研究者は、原文の誤りを正すために刪定作業に多くの時間を費やす。
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その古い書物には多数の誤りが見つかり、専門家による刪定が必要とされた。
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彼の研究は、長年読み継がれてきた文献の刪定に新たな視点をもたらした。
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