房中
ぼうちゅう
名詞
標準
within a room
文例 · 用例
閨房中のことについて何か今の奥さんに遺憾な点があるのだといって、締りのない口付でそれを長々と述べ、「大変残念なことです」と叮寧な言葉で、第三者のことをいうような言い方をするのである。
— 中島敦 『狼疾記』 青空文庫
梁巫に天地、天社、天水、房中、堂上の屬を祠らしめ、晋巫に五帝、東君、雲中君、巫社、巫祠、族人炊の屬を祠らしめ、秦巫に杜主、巫保族涌塵起して漢の世を混亂眩惑に導いたのである。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
予在外中、維新前外国通商およびその商品について毎度調査した結果、右にほぼ述べた通り、媚薬とか房中剤とか実際不緊要な物に夥しく金銀を外邦へ失い居ると知り、遅蒔きながら何とかその腹癒せもならぬものかと、左思右考してわずかに一策を得た。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
月娥父の方へ帰ってその由を話すと、伯父が感心して三十両を工面して月娥に渡し、月娥夫の家に帰って房中でその銀を数え、厨内に収め、さて飯を炊ぎに掛った。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
房中の粧飾、衣服の驕奢、楼に依り、房に依り、人に依りて各その好尚を異にす。
— 正岡子規 『四百年後の東京』 青空文庫
(八月二十三日) 痴情 男女の痴情を写尽せんとせば、どうしても房中の事に及ばざるを得ず。
— 芥川龍之介 『雑筆』 青空文庫
此が、平安の女房中心の宮廷文学を生む、本筋の原因でもあつた。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
これも醫經、經方、房中、神仙の四通りに分けてあります。
— 内藤湖南 『支那の書目に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
昔の貴族の房中では、様々な秘め事が繰り広げられたという。
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房中術という言葉は、古代中国の性に関する知恵を指す。
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彼は妻の房中に入り、静かに語りかけた。
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