剛腹
ごうふく
形容動詞名詞
標準
obstinacy
文例 · 用例
慶四郎には独創に逸る若い芸術家にままある剛腹の振舞いが多くなった。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
でも、芸の道は心弱くては行かれない道だ……それに千歳さんだって僕を嫌いではない筈だ」 千歳は始めて剛腹な慶四郎が、涙を零すのを見た。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
本署からは剛腹で有名な巨漢の司法主任|馬酔警部補と、貧相な戸山警察医のほかに、刑事が二名ばかり来ていた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
性、剛腹|頑陋、面長く顔赤き故を以て、世人これを赤入道と呼んだ。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
あの大将、なかなかの剛腹者だからな……それで、いったい釧路丸は、どっちの方面へ出漁ているって云ったんかね?
— 大阪圭吉 『動かぬ鯨群』 青空文庫
そして、剛腹な俊寛に一致して反抗の気勢を示す。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
これは剛腹頑固な罪人で、この話は人を侮辱したものと考えた。
— ROKURO-KUBI 『ろくろ首』 青空文庫
すると、時計の直しが見つからないで剛腹をかかえ込んだ、糜れた脂っぽい眼付の男も、同じように樫の木のように固たそうな脛を投げ出して寝転んでいた。
— 里村欣三 『放浪の宿』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一度決めたことは、剛腹に最後までやり遂げるタイプだ。
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その政治家の剛腹な性格が、時に批判の対象となる。
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剛腹な態度では、周囲の協力を得ることは難しい。
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