座り心地
すわりごこち
名詞
標準
level of comfort (of objects you sit on)
文例 · 用例
仕事を始めるに当って、先ず坐り心地のいい一脚の椅子を得たように思う。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
その不安定な坐り心地の中で詩集が開かれた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ふっくらいたして、なかなか坐り心地がよいわい」 気概五十四郡の主を呑むかのごとくに、どっかと座を占めると、何思ったかふいッと命じました。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
よほど坐り心地が好くできた椅子である。
— 夏目漱石 『夢十夜』 青空文庫
「いかにも、そのとおり」とデュパンは言って、客に煙草をすすめ、坐り心地のよい椅子を彼の方へ押しやった。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
その彼が今、一等車の坐り心地のいい座席に深々と腰をおろしているのである。
— ドストエーフスキイ 『永遠の夫』 青空文庫
房一のすゝめるまゝに今度も腰を下さうとして、ちよつと尻はしよりに手をかけたが、そのまゝ止めて、ごく目立たない仕草で真新しい畳の上を避けながら、彼には坐り心地のいゝと見えた縁側で胡坐をかいた。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
だが、見られたザマじゃあねえや……という呟きの下には、たしかにイイ気味だ、どうだい、そうして曝し場の道に坐っている坐り心地は、どんなものだい……といったような意地悪い色が、眼の中にかがやいている。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
家具屋で色々なソファを試してみたが、これが一番座り心地が良かった。
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高級車のシートは、長時間運転しても疲れにくい抜群の座り心地だ。
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この木のベンチは硬そうに見えるが、意外と座り心地が悪くない。
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