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給ふ

たまう異読 たもう
動詞-四段-ハ行-古典動詞-他動詞
1
標準
to give
文例 · 用例
なになれば君が瞳孔にやさしき憂愁をたたへ給ふか。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
」と言ひ給ふのである。
太宰治 小照 青空文庫
恭助は太く疲れて禮服ぬぎも敢へず横に成るを、あれ貴郎お召物だけはお替へ遊ばせ、夫れではいけませぬと羽織をぬがせて、帶をも奧さま手づから解きて、糸織のなへたるにふらんねるを重ねし寐間着の小袖めさせかへ、いざ御就蓐と手をとりて助ければ、何其樣に醉ふては居ないと仰しやつて、滄浪ながら寐間へと入給ふ
樋口一葉 われから 青空文庫
傍には可愛き兒の寐姿みゆ、膝の上には無情の君よ我れを打捨て給ふかと、殿の御聲あり/\聞えて、外面には良人や戻らん更けたる月に霜さむし、たとへば我が良人今此處に戻らせ給ふとも、我れは恥かしさに面あかみて此膝なる文を取かくすべきか、恥づるは心の疚しければなり、何かは隱さん。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
殿、今もし此處におはしまして、例の辱けなき御詞の數々、さては恨みに憎みのそひて御聲あらく、さては勿躰なき御命いまを限りとの給ふとも、我れは此眼の動かんものか、此胸の騷がんものか、動くは逢見たき慾よりなり、騷ぐは下に戀しければなり。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
さても遅くおはします事かな、いつも九時のかねは膳の上にて聞き給ふを。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
さらずは燈火のもとに書物をや開き給ふ
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
然らずは机の上に紙を展べて、静かに筆をや動かし給ふ
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
作例 · 標準
竹取物語において、帝はかぐや姫に多大なる慈しみを与え給ふ
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「あな尊し、神の導きによってこの宝を授かり給ふとは」
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いにしえの王は、民の苦しみを取り除くために慈悲の心を施し給ふ
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2
標準
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作例 · 標準
光源氏は冷泉帝より、思いもよらぬ高い位を授かり給ふこととなった。
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「畏れ多くも、天子様より直接お言葉を賜り給ふ光栄に浴しました」
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修行を終えた僧侶は、ついに師匠から究極の奥義を伝授され給ふ
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