腐れ縁
くされえん
名詞
標準
(undesirable but) inseparable relationship
文例 · 用例
今が、あいつとの腐れ縁も見切時かな。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
をつかしい奴だなあ……ほれ、今酒を飲んだべ」 その沢庵漬で酒を飲むのが、あとで勃凸と腐れ縁を結ぶやうになつた「おんつぁん」だつた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
が、そういう哀れな千恵造なればこそ、賀来子との腐れ縁が続けられたのかも知れぬ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
どうせ腐れ縁だから、綺麗さっぱり別れろとは言いませんけれど、何とかあの人も落ち着き、貴方もそうせっせと通わないで月に二度とか三度とか、少し加減したらどうですかね。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
お前のような人間に……つまりは、腐れ縁といった方が早い。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
」かう義雄も殘忍な性質をあらはして見ると、後ろから附いて來るお鳥が腐れ縁といふ鎖りを引き摺つた痩せ犬であるやうに思はれた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
これが本当の腐れ縁だ。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
一と思いに腐れ縁を切ってしまわなくっちゃというので、誰にも会わずにすぐ船で大連へ行くと言っていたが。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫