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溜まり

たまり
名詞頻度ランク #22438 · 青空 13
1
標準
pile
文例 · 用例
するとその翌朝になって帳場のそばの溜まりで、ガルソンから、けさ一人の支那人が宿から程遠からぬ所を流れている黄浦江の河岸に惨殺されていた、と云う話を聞かされたのです。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
梅の花の一輪二輪と綻びるころの朝夕は、空気がまだ本当に冷えびえとしていて、路傍には白刃のような霜柱が立ち並び、水溜まりには薄い氷がはっています。
佐左木俊郎 季節の植物帳 青空文庫
歳を取ったどすぐろい汚水、死に馬の眼のような水溜まりだった。
佐左木俊郎 汽笛 青空文庫
乗合自動車は停留所ごとに人溜まりを呑んで、身じろぎも出来ないほど詰め込んだ胃袋を揺す振りながら、ごとごと走った。
佐左木俊郎 指と指環 青空文庫
ゆうべの風の名残りで、仲の町には桜が一面に散って、立花屋の店先には白い花の吹き溜まりがうずたかく積もっていた。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
彼は花の吹き溜まりを爪先で軽くなぶりながら、なるべく女の顔を見ないように眼をそらしていた。
岡本綺堂 籠釣瓶 青空文庫
ところが、背後は池の半分|跳ね出しだから、池の中へ群衆はひと溜まりもなく陥ち込んでしまった。
熊手を拵えて売ったはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
半七と松吉は荒物屋の店を足溜まりにして、かの空地のあたりを見張っていた。
菊人形の昔 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
台所の流しに洗い物の溜まりができていて、見るだけで気が重くなる。
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机の隅にある郵便物の溜まりの中から、ようやく請求書を見つけ出した。
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落ち葉の溜まりをほうきで掃き集め、焚き火の準備を始めた。
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2
標準
gathering spot
作例 · 標準
放課後の図書室は、静かに本を読みたい生徒たちの格好の溜まりになっている。
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公園のベンチは、近所の老人たちの世間話の溜まりだ。
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駅前のカフェは、待ち合わせをする人々の溜まりとしていつも賑わっている。
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3
標準
waiting place for a wrestler beside the ring
作例 · 標準
溜まりで出番を待つ力士が、鋭い視線で土俵上の熱戦を見つめている。
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呼び出しに名前を呼ばれ、力士は溜まりから静かに立ち上がった。
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土俵下の溜まりには独特の緊張感が漂っており、観客も息を呑む。
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4
標準
liquid runoff from miso preparation
作例 · 標準
味噌の桶から染み出した溜まりを掬い取り、煮物の隠し味に使う。
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じっくり熟成させた味噌の表面に浮いた溜まりには、旨味が凝縮されている。
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職人が伝統的な手法で、一滴一滴大切に溜まりを集めていく。
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5
標準
tamari
作例 · 標準
お刺身には、普通の醤油よりも濃厚な溜まりを合わせるのが好きだ。
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照り焼きのタレに溜まりを加えると、独特の艶と深いコクが出る。
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この地域では古くから、溜まりを使った独特の食文化が根付いている。
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