山の手
やまのて
名詞頻度ランク #38426 · 青空 868 例
標準
hilly section of a city (usu. upscale residential)
文例 · 用例
山の手の某所に住んでるある華族の老婦人が、非常に極端な西洋嫌いで、何でも舶来のものやハイカラなものは、一切『西洋|臭い』と言って使用しない。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
と見る間に箒ではきかけるやうなあわただしい雨、私があわてゝ逃げ込んだのは、山の手のとある崖際の家の歌舞伎門であつた。
— 岡本かの子 『秋雨の追憶』 青空文庫
風が来ると、芒の穂は細い沢山の手を一ぱいのばして、忙しく振って、「あ、西さん、あ、東さん、あ西さん。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
そうして生きながら焼かれる人々の叫喚の声が念仏や題目の声に和してこの世の地獄を現わしつつある間に、山の手では烏瓜の花が薄暮の垣根に咲き揃っていつもの蛾の群はいつものように忙わしく蜜をせせっているのであった。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
市中の目ぼしい建物に片ッぱしから投げ込んであるくために必要な爆弾の数量や人手を考えてみたら、少なくも山の手の貧しい屋敷町の人々の軒並に破裂しでもするような過度の恐慌を惹き起さなくてもすむ事である。
— 寺田寅彦 『流言蜚語』 青空文庫
山の手のホテルの寝床の上で米良は彼女に片足かけていまでは彼は資本主義の出鱈目な機構を利用し成金になっていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
いつになく元|たM会社員の青木さんは、山の手のある靜かな裏通りにある我家の門口をはひると、今まで胸に包んでゐたうれしさを一|時に吐き出すやうにはしやいだ声で奧さんの名を呼んだ。
— 南部修太郎 『夢』 青空文庫
これは一里の間、暗い山の手の道をたどって来たからでしょう。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、交通の便が良い「山の手」に新しいマンションを購入した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この街の「山の手」エリアには、高級住宅地が広がっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この辺り、坂が多いね。」 「そう、「山の手」だからね。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
Yamanote (hilly residential section of western Tokyo, incl. Yotsuya, Aoyama, Koishikawa, Hongo, Ichigaya, Akasaka, Azabu and surrounds)
作例 · 標準
東京の「山の手」線沿線には、洗練された雰囲気の街が多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、かつて「山の手」に住んでいた頃の思い出を語った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この辺り、なんだか落ち着いてるね。」 「うん、ここは「山の手」だからね。静かでいいよ。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
place near the mountains
作例 · 標準
私たちは、町外れの「山の手」にある静かな家で暮らしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「山の手」には、ハイキングコースがたくさん整備されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「週末は、どこか出かけるの?」「「山の手」の方で、ちょっと散歩でもしようかと思って。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
山の手(やまのて)とは、低地にある下町に対して、高台にある地域を指す言葉である。
出典: 山の手 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0