眉間
みけん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #25997 · 青空 693 例
標準
brow
文例 · 用例
」 母は元来蒼い顔にお負に眉間に皺を寄せて言つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
眉間には狐疑の深い皺がきざみ込まれ、小さい灰色の眼には淺間しい殺意が燃え、眞蒼な頬は威嚇の怒りに震へて、黒ずんだ薄い唇は嫌惡と侮蔑にひきつつたやうにゆがんでゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
生々しい眉間の傷のような月が、薄雲の間にひっかかっていた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
その前には兩眉の間の眉間のへんが妙にむづむづしてくるのが極りだつたが、何しろ自分の體がいきなり涯知らずくうつと延び出すやうな感じがし出す。
— 南部修太郎 『自分の變態心理的經驗』 青空文庫
幹太郎は王の眼から、眉間を打たれた瞬間の屠殺される去勢牛のように、人のいい、無抵抗なものを感じた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
思えば、あのころ、十六歳の夏から、あなたの眉間に、きょうの不幸を予言する不吉の皺がございました。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
かなり度の強い近眼鏡をかけ、そうして眉間には深い縦皺がきざまれていた。
— 太宰治 『父』 青空文庫
なかなかの柄であつて、われは彼の眉間の皺に不覺ながら威壓を感じた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
作例 · 標準
彼は難しい顔をして、眉間にしわを寄せている。
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彼女は、怒ると眉間に深い縦じわができる。
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彼の眉間には、集中している証拠のような汗が浮かんでいた。
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