私淑
ししゅく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
looking up to a person as one's own master or model
文例 · 用例
そこで堀口君の訳詩を通して、ヱルレーヌを愛読し、ヱルレーヌに私淑してゐるといふ一青年が、かつて私に自作の詩を示して言つた。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
鉄腸|居士を父とし、天台道士を師とし、木堂翁に私淑していたかと思われる末広君には一面気鋒の鋭い点があり痛烈な皮肉もあった。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
レーリーが深くヤングに私淑していたであろうということは、二人の仕事の一体のやり口を比較すれば自ずから首肯されるであろう。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
レーリーの私淑したと思わるるトーマス・ヤングの記念標と丁度対称的に向き合っている。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
その作家魂を私淑し、尊敬しながら、なんだか会うのが怖い作家は、室生氏である。
— 織田作之助 『わが文学修業』 青空文庫
一二例を擧げんか、彼等の或者は曰く、予才拙學陋なり、たゞたま/\俳諧を好み、闌更に私淑す、願はくは一生を犧牲にして、闌更を研究せんと。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
即ち然り気なく、諭して曰く、汝若輩、シヽデンキウモンに私淑したりや、金毛九尾ぢやあるまいしと、二階に遁げ上らんとする袂を捕へて、可いぢやないかお買ひよ、一ツ咲いたつて花ぢやないか。
— 泉鏡花 『草あやめ』 青空文庫
」「木山さんには私淑してゐます。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、長年尊敬する作家の作品を深く読み込み、その精神を私淑している。
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多くの若き科学者たちは、ノーベル賞受賞者の功績に私淑し、自身の研究に励んでいる。
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「あの先生の生き方に、私はずっと私淑してきたんだ。だから、今の私がある。」
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