微々たるもの
びびたるもの
表現名詞
標準
very small amount
文例 · 用例
ところで現今精神的渇望だの信念だのの方は微々たるものであるので、所詮現今の社会たるや、卑俗なものといはねばならぬ。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
何れにせよ、わが詩の伝統は未だ微々たるものである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
他にも残つたものがあるとしても、十九世期の大家簇出の後をうけて、なんと微々たるものであらう!
— 中原中也 『アンドレ・ジイド管見』 青空文庫
それは、広い、はてしのない雪の曠野で、実に、二三匹の蟻にも比すべき微々たるものであった。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
「やつはあんたが積んでもこっちの微々たるものを取るはずだ。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
未熟な無経験な記者の力は誠に微々たるもので、未だ何らの期待をも現し得なかつたことは甚だ羞しいことでありますが、爾後たゞ自らの力を尽し得る限りこの任に当つて皆様の御厚情の深い声援に報ゆる決心です。
— 牧野信一 『〔編輯余話〕』 青空文庫
けれども、まだ、明治八、九年の頃は牙彫りの流行も微々たるもので、根附師が二寸か三寸位の大きさのものを彫っていた位、もっとも材料に制限があることとて、三寸か三寸五分位の大きさが頂上で、五寸とあるのはなかなか無かった。
— 象牙彫り全盛時代のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
大モルトケが参謀総長就任の時(一八五七年心得、一八五八年総長)はなお陸軍大臣の隷下に在って勢力極めて微々たるものであった。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
このプロジェクトへの貢献は、全体から見れば微々たるものかもしれませんが、私なりに精一杯やりました。
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幸い、地震による被害は、建物の壁に微々たるものだったため、大きな問題にはなりませんでした。
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現在の収入は、アルバイト代としては微々たるものだが、生活費を賄うには十分だ。
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