山水
さんすい異読 やまみず
名詞
標準
mountain and water
文例 · 用例
俗惡のポンチ畫には、笑ひたくても笑へないが、小川芋錢の山水に噴き出すことがあるのと、同斷である。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
どんな極惡人でも、自分がこれから殘虐の犯罪を行はうといふその直前に於いて、山水の美にうつとり見とれるほどの餘裕なんて無いやうに思はれるが、しかし、この十六歳の美しい處女は、眼を細めて島の夕景を觀賞してゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
幸田露伴にも『枕頭山水』の名作があり、キビキビした筆致で、自然でも、人間でも、片っぱしからきめつけるような犀利な文章を書いている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
右の文中にもある通り私の小著『日本山水論』を、山崎直方氏に見せたのは花袋で、山崎氏と私と知り合いになったのも、それが機縁の一つであったことと、信じている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
私の駁文は紀行文続論として『山水美論』(明治四十一年)に載せてある。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
瑞西が、一面工業国でありながら、山水美をもって、世界の旅客を引きつける魅力は、甲斐の自然が、またこれを備えている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
私の観察したシャスタを、漢文者流の口調を借りて、人間本位で言うならば、とかくに不遇の山水である。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
仙台以北は始めての旅だから、例により陸地測量部二十万分の一の地図を拡げて車窓から沿路の山水の詳細な見学をする。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
作例 · 標準
日本庭園では、山水が美しく配置されている。
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彼は山水を愛し、週末はいつも自然の中で過ごしていた。
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彼の描く絵は、山水の雄大さを表現している。
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標準
landscape picture
作例 · 標準
床の間に飾られた山水は、来客の目を引いた。
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彼は幼い頃から山水を好んで描いていた。
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その美術館には、有名な画家の山水が所蔵されている。
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標準
mountain stream
作例 · 標準
夏になると、山水の冷たい流れに足をつけて涼をとった。
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山水が流れる音は、心を落ち着かせてくれる。
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彼は山水で魚を捕るのが得意だった。
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標準
garden which contains an artificial hill and a pond
作例 · 標準
その古刹には、見事な山水が造られている。
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彼は自宅の庭に、ミニチュアの山水を再現しようと試みた。
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山水の手入れは、専門の庭師に依頼している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
山水(さんすい)は、以下のいずれかを指す。
出典: 山水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0