紀伊
きい
名詞頻度ランク #42578 · 青空 511 例
標準
Kii (former province located in present-day Wakayama and southern Mie prefectures)
文例 · 用例
それと隣って、一段高く梯子段を上ったところに、浅間神社を勧請した離屋が、一屋建ててあり、紀伊殿御祈願所の木札や、文化年間にあげたという、太々神楽の額や、天保四年と記した中山道深谷宿、近江屋某の青銭をちりばめた奉納額などがあった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
兀山の日のあたる處遣羽子す(いづれを見ても山家育ちさ) 紀伊の宮樟分の社に詣づ、境内の樟幾千歳、仰いで襟を正しうす。
— 泉鏡太郎 『熱海の春』 青空文庫
石の帯というは、黒漆の革の帯の背部の飾りを、石で造ったものをいうので、衣冠束帯の当時の朝服の帯であり、位階によりて定制があり、紀伊石帯、出雲石帯等があれば、石の形にも方なのもあれば丸なのもある。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
紀伊の藤代から大船を出して、四五十反の帆に東々北の風を受ければ、忽ちにして煩わしい此の世界はこちらに残り、あちらの世界はあちらに現われる。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
そして元弘元年七月には、紀伊に大地震があって、千里浜の干潟が隆起して陸地となり、その七日には駿河に大地震があって、富士山の絶頂が数百丈崩れた。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
十六年六月には山城をはじめ、摂津、大和、紀伊、阿波の諸国に大地震があって、摂津、阿波には海嘯があった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
九年の地震は、薩摩、大隅、土佐、遠江、伊勢、紀伊、伊豆、上総、八丈島などで、海には海嘯が吼えた。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
十九年の地震は、越後、相模、紀伊、山城で、越後に海嘯があった。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
作例 · 標準
紀伊半島の豊かな自然は、多くの旅行者を魅了する。
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昔、このあたりは紀伊の国と呼ばれており、歴史ある場所が多い。
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熊野古道は、紀伊の山々を巡る世界遺産の巡礼路だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
紀伊(きい) 紀伊国 - かつての令制国の一つ(きいのくに)。 紀伊郡 - 山城国の郡。 紀伊 (歌人) - 平安時代院政期の女流歌人。 紀伊 (戦艦) - 日本海軍の戦艦、紀伊型戦艦。 紀伊 (列車) - かつて東京駅〜紀伊勝浦駅の間を運行していた寝台列車。
出典: 紀伊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0