アプレゲール
アプレゲール異読 アプレ・ゲール
名詞名詞-の形容詞
標準
post-war
文例 · 用例
戦争というちょうど手ごろな境界線のような手がかりがあるから、何もかもアプレゲールで片づけるのは、安直に好都合かも知れんが理に合ったことではない。
— 坂口安吾 『親が捨てられる世相』 青空文庫
アプレゲールという安直な定義にたよったのは、日本人の人生に対処する目が浅かったせいであろう。
— 坂口安吾 『親が捨てられる世相』 青空文庫
親を捨てる子、の現象も決してアプレゲールと限ったものではない。
— 坂口安吾 『親が捨てられる世相』 青空文庫
しかし、戦後特に子に捨てられる親が多くなった一因として、親の方にヒガミやヤケが生まれ、忍従やアキラメを失った事実を指摘しうるという点に於て、これこそは戦争の生んだ特異現象の一ツであり、あるいは確かにアプレゲールと称してよろしいものではないかとも思う。
— 坂口安吾 『親が捨てられる世相』 青空文庫
しかし、長いパニックの連続は、彼らを、二千年のアプレゲール、「矛盾的性格」に追い込んでいる。
— 中井正一 『大衆の知恵』 青空文庫
やがてそれはアプレゲールのシュール・リアリズム、あるいはもはや全然肯定のない単なる否定の連続に陥るダダイズムにまでいたるのである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
アプレゲールの絶望感には最適であるから、カストリを飲む金があったら、精神病院へ旅行するに限るのである。
— 坂口安吾 『深夜は睡るに限ること』 青空文庫
前大戦アプレゲール派のコクトオ氏なども、前代的絶望感によって、鴉片窟へ通った。
— 坂口安吾 『深夜は睡るに限ること』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日アプレゲールについて考えている。
アプレゲールという言葉は日本語で重要だ。
彼はアプレゲールの意味を理解している。
この文にはアプレゲールが含まれている。
ウィキペディア
アプレゲール とは「戦後派」を意味し、芸術・文学など文化面における新傾向を指す名称として、第一次世界大戦後の戦間期のフランスやアメリカ合衆国等で用いられ、第二次世界大戦後の日本でも用いられた。対義語のアヴァンゲール も合わせて用いられた。フランス語では文字通り、前者は"戦後"、後者は"戦前"を意味する。
出典: アプレゲール — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0