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粉飾

ふんしょく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #13199 · 青空 143
1
標準
embellishment (e.g. of a story)
文例 · 用例
生れたばかりの赤ん坊の足の裏と同じやうにやはらかくて綺麗なのに違ひない、と思へば、これといふ目立つた粉飾一つも施してゐない乙姫のからだが、いよいよ眞の氣品を有してゐるものの如く、奧ゆかしく思はれて來た。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
吾輩は茲で、アラヽギ諸同人に忠告を試みたい、我諸同人の歌は、概して形式を重じ過ぎた粉飾の過ぎた弊が多いやうであるから、石川君の歌などの、とんと形式に拘泥しない、粉飾の少しもないやうな歌風を見て、自己省察の料に供すべきである。
伊藤左千夫 『悲しき玩具』を読む 青空文庫
古い民謡と、新民謡新流行歌とを対比する様に、現代人の言葉には非常に粉飾が多いが、昔の人の言葉には余分のものがない。
山中貞雄 気まま者の日記 青空文庫
ノラは一階のマーケットで彼女のエロチシズムと薄鼠色の蠱惑で商品を粉飾した。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
清長型、国貞型、ガルボ型、ディートリヒ型、入江型、夏川型等いろいろさまざまな日本婦人に可能な容貌の類型の標本を見学するには、こうした一様なユニフォームを着けた、そうしてまだ粉飾や媚態によって自然を隠蔽しない生地の相貌の収集され展観されている場所にしくものはないようである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
人々は一見仲よく暮らしているように見えながら、親子は親子で、夫婦は夫婦で相喰み、不潔物に発生する黴菌や寄生虫のように、女の血を吸ってあるく人種もあって、はかない人情で緩和され、繊弱い情緒で粉飾された平和の裡にも、生存の闘争はいつ止むべしとも見えないのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
生れたばかりの赤ん坊の足の裏と同じやうにやはらかくて綺麗なのに違ひない、と思へば、これといふ目立つた粉飾一つも施してゐない乙姫のからだが、いよいよ真の気品を有してゐるものの如く、奥ゆかしく思はれて来た。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
僕は浙江省の紹興に生れ、あの辺は東洋のヴェニスと呼ばれて、近くには有名な西湖もあり、外国の人がたいへん多くやって来て、口々に絶讃するのですが、僕たちから見ると、あの風景には、生活の粉飾が多すぎて感心しません。
太宰治 惜別 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の手柄を粉飾して話したが、すぐに嘘だとバレた。
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真実を隠すために、彼女は会話に巧妙な粉飾を加えた。
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その小説は、史実の粉飾が多すぎて、歴史書としては読めなかった。
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2
標準
putting on makeup
作例 · 標準
彼女は朝の忙しい時間にも、欠かさず化粧台で粉飾をした。
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舞台女優は、観客席からでも映えるように、派手な粉飾を施した。
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若い頃は、毎日のように鏡の前で粉飾を楽しんでいた。
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