温海
あつみ
名詞
標準
warm sea
文例 · 用例
途中に温海といふ温泉があります。
— 田山録弥 『談片』 青空文庫
僧侶くさみの少しもない闊達な老人で、ここから十里あまりへだてた温海という温泉場では、この和尚のことを、ああ、あの名僧かと人はいう。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
せめて家族の者を温泉へでもつれて行ってやりたくなって、急にこの日の土曜を利用し温海へ行くことにした。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
温海行をまだ知らぬ次男は何のことか分らぬらしくプラットに突き立ったままこちらを見ている。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
温海へ着いたのは五時すぎだった。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
先年も、山形県の温海温泉で、それを求めたことがある。
— 服部之総 『蓮月焼』 青空文庫
水槽には五種類の小さい色紙が貼ってあって、その色によって、温海水、冷海水、温淡水、冷淡水、普通の淡水と、五種類の水が、それぞれ区別されている。
— 中谷宇吉郎 『異魚』 青空文庫
おまえが行って仔細を話せばもう否とは云うまい、但し、表向には数年待つのだ」「御家老、追いつけましょうか」「向うは徒だ、恐らく温海の宿に泊っているだろう、これから馬で飛ばせば、朝までには追い付ける」 兵馬は莞爾として手を突いた。
— 山本周五郎 『柿』 青空文庫
作例 · 標準
南国の温海で心ゆくまでシュノーケリングを楽しんだ。
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この湾は遠浅で、夏には温海となり、家族連れに人気のビーチだ。
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黒潮の恵みを受ける温海は、豊かな漁場を形成している。
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エルニーニョ現象の影響で、例年よりも温海が広範囲に観測されている。
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