勘査
かんさ
名詞
標準
investigation
文例 · 用例
此の問題は一つ勘査して見たい問題で有る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
「東京は別だよ、場所(都会)の人間はあかんさ」「だが、俺たちも一昨年、去年は駄目だったじゃねえか。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
本当に今日は不好な御顔色でゐらつしやるから、それがかう消えて了ふやうに、奮発して召上りましよ」 彼は覚えず薄笑して、「薬だつてさうは利かんさ」「どうあそばしたので御座います。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
俺が毛唐の犬を知つてるほどに中々行かんさうだ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
「五十円もウネツテたまつたら、病院に入つてこまそと思ふんやけど」「どこが病気や」「どこが、悪いのかなア」と他人事のやうに少年は云ふと、「ほんまに、はよ、治しときや、手おくれになつてしもたら、あかんさかいな」と、気がよささうな煮込屋の主人は、横から忠告するのである。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
俺ハア、あんで洋服にさ気イつかなかったべい」「そりゃ、君誰だって、こんな所に人の死んでるのを見たら、そこまでは気がつかんさ。
— 甲賀三郎 『青服の男』 青空文庫
芸術家は、絶えず、歩いてゐなくちやいかんさ。
— 岸田國士 『傍観者の言』 青空文庫
一寿 (珈琲の道具を用意しながら)材料が材料だから、思ふやうには行かんさ。
— 岸田國士 『沢氏の二人娘』 青空文庫
作例 · 標準
あの疑惑について、もう一度、じっくり勘査する必要がある。
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過去の失敗から学びたいと、彼は自分の作品を冷静に勘査し始めた。
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歴史家たちは、古文書を手に、当時の社会状況を詳細に勘査していった。
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この問題の根本原因を突き止めるため、専門家チームによる徹底的な勘査が行われた。
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