納豆
なっとう
名詞頻度ランク #9723 · 青空 332 例
標準
natto (fermented soybeans)
文例 · 用例
しかし甘納豆の場合にはこの物の形が蜂を誘うたとは思われない。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
何か嗅覚類似の感官にでもよるのか、それとも、偶然工場に舞い込んだ一匹が思いもかけぬ甘納豆の鉱山をなめ知っておおぜいの仲間に知らせたのか、自分には判断の手掛かりがない。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
南半球の納豆屋さんには日本から飛んで来る蜜蜂が恐ろしいのである。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
納豆屋の「ナットナットー、ナット、七色唐辛子」という声もこの界隈では近ごろさっぱり聞かれなくなった。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
理髪所の裏が百姓|家で、牛のうなる声が往来まで聞こえる、酒屋の隣家が納豆売の老爺の住家で、毎朝早く納豆納豆と嗄声で呼んで都のほうへ向かって出かける。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
二十九 子爵千破矢滝太郎は、今年が十九で、十一の時まで浅草|俵町の質屋の赤煉瓦と、屑屋の横窓との間の狭い路地を入った突当りの貧乏長家に育って、納豆を食い、水を飲み、夜はお稲荷さんの声を聞いて、番太の菓子を噛った江戸児である。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
夜のしらしら明けに、小僧さんが門口を掃いておりますると、納豆、納豆――) と申して、情ない調子になって、(ええ、お御酒を頂きまして声が続きません、助けて遣っておくんなさい。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
夜のしらしらあけに、小僧さんが門口を掃いておりますと、納豆納豆――) とだけ申して、(ええ、お御酒を頂きまして声が続きません、助けて遣っておくんなさい。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
作例 · 標準
朝食には、ご飯に納豆と味噌汁というシンプルな和食が定番だ。
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彼は納豆独特の匂いが苦手だが、健康のために毎日少しずつ食べるようにしている。
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海外の友人に納豆を勧めると、その粘り気と風味に驚いていた。
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