等外
とうがい
名詞名詞-の形容詞
標準
also-ran
文例 · 用例
詩と他の文學との差別は、何等外觀に於ける形式上の文體に關係しない。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
此等の同致を列記すれば際限あらじ、然れ雖余が此二作の意匠相似たりと言ふは、此等外部の同致のみにあらず、作家着想の根本に入りて、理想の同致あるを認めたればなり。
— 北村透谷 『「伽羅枕」及び「新葉末集」』 青空文庫
当時の文学革新は恰も等外官史の羽織袴を脱がして洋服に着更えさせたようなもので、外観だけは高等官吏に似寄って来たが、依然として月給は上らずに社会から矢張り小使同様に見られていたのである。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
本田|昇と言ッて、文三より二年|前に某省の等外を拝命した以来、吹小歇のない仕合の風にグットのした出来星判任、当時は六等属の独身ではまず楽な身の上。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
しかし何等外的な目的を持たないで、自分自身を築き上げ、時代と永遠とに対する自分達の個人的関係を浄化しようという欲求」に立つ詩人であり、生活の核心に近づくため「あらゆる好意とよろこびの核心は愛であること」を語る詩人であることを明らかにした。
— 宮本百合子 『若き精神の成長を描く文学』 青空文庫
成善が東京に入った直後に、まだ浦和県出仕の典獄であった優善を訪うと、優善は等外一等出仕宮本半蔵に駕籠一挺を宰領させて成善を県の界に迎えた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
中田以下は皆月給十円の等外一等出仕である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
青年の書生いまだ学問も熟せずしてにわかに小官を求め、一生の間、等外に徘徊するは、半ば仕立てたる衣服を質に入れて流すがごとし。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
作例 · 標準
残念ながら、彼は今回の選挙では等外に終わった。
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等外品として扱われる野菜も、味には問題がないことが多い。
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今回のコンテストでは、多くの作品が等外とされた。
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