滅ぼす
ほろぼす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #25090 · 青空 478 例
標準
to destroy
文例 · 用例
迷信でたちの悪いのは国を亡し民族を危うくするのもあり、あるいは親子兄弟を泣かせ終には我身を滅ぼすのがいくらでもある。
— 寺田寅彦 『千人針』 青空文庫
同じようなわけで、大概の災難でも何かの薬にならないというのはまれなのかもしれないが、ただ、薬も分量を誤れば毒になるように、災難も度が過ぎると個人を殺し国を滅ぼすことがあるかもしれないから、あまり無制限に災難歓迎を標榜するのも考えものである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると、どうかした拍子に檻を破った猛獣の大群のように、自然があばれ出して高楼を倒壊せしめ堤防を崩壊させて人命を危うくし財産を滅ぼす。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
現に将門を滅ぼす祈祷をした叡山の明達阿闍梨の如きも、松尾明神の託宣に、明達は阿倍仲丸の生れがはりであるとあつたといふことが扶桑略記に見えてゐるが、これなぞは随分|変挺な御託宣だ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
げに、焼き滅ぼすは一瞬、建設は百年、である。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
「悪き人はその生ける日の間つねに悶え苦しむ……その耳には常に怖ろしき音きこえ、平安の時にも滅ぼす者これに臨む……彼は富まず、その貨物は永く保たず、その所有物は地に蔓延らず……邪曲なる者の宗族は零落れ、賄賂の家は火に焚けん」という。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
そして自己の計画が自己を滅ぼす結果となりて、自分の張った網に自分が捕えらるるようになる。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
宮のお気持ちをそれとなく観察してみても、自分の運命の陥擠であるものはこの恋である、源氏を忘れないことは自分を滅ぼす道であるということを過去よりもまた強く思っておいでになる御様子であったから手が出ないのである。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、ほろ酔い加減で楽しそうに話していた。
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お酒はあまり強くないので、すぐにほろ酔い加減になってしまう。
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パーティーの終盤、皆が心地よいほろ酔い加減になっていた。
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