火縄銃
ひなわじゅう
名詞
標準
matchlock
文例 · 用例
」 兵十は立ちあがって、納屋にかけてある火縄銃をとって、火薬をつめました。
— 新美南吉 『ごん狐』 青空文庫
兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。
— 新美南吉 『ごん狐』 青空文庫
これは「雀の卵」の中「山家抄」の二、三首目の歌雪空に澄みつつ白き山ふたつその谷間の火縄銃の音の第二句が「尖りて」と改まつてゐる。
— 北原白秋 『文庫版『雀の卵』覚書』 青空文庫
いはゆる黒船の砲声や黒煙は、手槍や火縄銃を持つ沿岸警備の武士達を驚駭させた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
火縄銃を執つて分け入る時凡そ如何なる野獣でも適当の距離に於て彼の目に入つて其筒先に斃れないものはなかつた。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
それが一発毎に銃口から火薬を装填する火縄銃の操縦である。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
或日火縄銃を担いで山を分けて行つた。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
十三才の少年には長い火縄銃は立てたら其身に余つたであらう。
— 長塚節 『しらくちの花』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代をテーマにした映画の撮影現場で、本物そっくりの火縄銃を構えるエキストラたちの姿は迫力満点だった。
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博物館の展示室で、何百年も前に実戦で使われていたという火縄銃の傷跡を目の当たりにし、当時の戦いの激しさを想像した。
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鉄砲隊の演武で一斉に火縄銃が放たれると、心臓に響くような轟音と共に周囲が真っ白な煙に包まれた。
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