夜襲
やしゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
night attack
文例 · 用例
○四月、歌舞伎座にて戦争劇「艦隊誉夜襲」を上演して不評。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
其他将士の鷙悍謝貴を斬って反を敢てするや、郭資を留めて北平を守らしめ、直に師を出して通州を取り、先ず薊州を定めずんば、後顧の患あらんと云える張玉の言を用い、玉をして之を略せしめ、次で夜襲して遵化を降す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
陶方も毛利軍の夜襲と知って、諸方より本陣へ馳せ集って防戦に努めたが、俄かに馳せ集った大軍であるから、配備は滅茶苦茶で、兵は多く土地は狭く、駈引自由ならざるところに、元就の諸将、揉みに揉んで攻めつけたから、陶軍早くも浮足たった。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
いよいよ評定に入るや、かの好漢忠次真先に、鳶ヶ巣以下の諸塁を夜襲し、併せて武田勢の退路を断たんことを提議した。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
塁の焼ける火が長篠の城壁に光を投げたが、夜襲成功と見て、城将貞昌は、大手門を一文字に開いて之を迎えた。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
平壌に籠る日本軍は、一万一千、夜襲を屡々試みたが成功するに至らなかった。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
用心はして居ても不意の夜襲であるから、黒田藩の家老黒田監物は討たれて形勢非であったが、黒田隆政自ら槍を揮って宗徒三人を突伏せ更に、刀を執って進み、「隆政これに在り」と叫んで衆を励まして漸く追い払った。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
幕軍が下鳥羽まで退却して、夜の十時近く夜食を喰っているところを、京軍更に夜襲して、一大激戦となったが、幕軍再び敗れて退いた。
— 菊池寛 『鳥羽伏見の戦』 青空文庫
作例 · 標準
敵軍が寝静まった深夜を見計らい、少数精鋭の部隊が夜襲を仕掛けた。
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城内は夜襲の混乱に陥り、明かりを確保する間もなく戦いが始まった。
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夜襲を防ぐため、砦の周囲には常に多くの見張りが立てられている。
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