興行師
こうぎょうし
名詞
標準
showman
文例 · 用例
「どこでよ、どうしてよ」「そして、悧巧になって、お蘭さ嫁に貰いに来るだよ」 お蘭はふと、近頃人の噂では四郎の人気につけ込んで興行師がこの白痴の少年に目をつけ出したということを思い出した。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
抜目のない興行師はそれを芝居に仕組んで名古屋を振り出しに地方の町をうって廻った。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
会社員、商人、株屋、土木請負師、興行師に芸人、土地の親分と、小菊たちにはちょっと扱い馴れない人種も多かった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
今来たのはその興行師である。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
」 興行師は承知して出て行った。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
跡について這入って戸を締める興行師も、大きい男ではないのに、二人の日本人はその男の耳までしかないのである。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
そして興行師に、「少し応接所で待っていて下さい」と云った。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
興行師の出て行った跡で、二人は腰を掛けた。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
作例 · 標準
その興行師は、名もなき大道芸人を全米が注目するスターへと育て上げた。
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興行師の巧みな宣伝工作によって、地味な地方演劇が異例のロングラン公演となった。
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彼は自らを興行師と呼び、エンターテインメントのためなら多少の犠牲も厭わない姿勢を貫いた。
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