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労働力

ろうどうりょく
名詞
1
標準
labor
文例 · 用例
炭坑に蒸気機関や電動機の採用されていなかったころ、人間の肩や背の他には、馬が一切の労働力を供給していたのだから。
佐左木俊郎 狂馬 青空文庫
地主からの貸し付け食糧を補って、僅かに自分達の餓えを凌ぐのに足るだけの、蕎麦、馬鈴薯、南瓜などを作るだけで、それ以外の労働力はすべて開墾に注ぐのだった。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
幼い時から、あらゆる人生の惨苦と戦って来た一人の女性が、労働力の最後の残渣まで売り尽して、愈々最後に売るべからざる貞操まで売って食いつないで来たのだろう。
葉山嘉樹 淫賣婦 青空文庫
自分たちが縛られ、奴隷扱いにされ、自由を略奪され、労働力を搾取されていることは、陸と、デッキとの間に海が横たわるからであると、無意識のうちに考えていた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
労働者がその売った労働力に対して支払った金額の一部を、会社が労働者のために積み立ててある、強制的に。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
労働力を売って生活するこの青年も、今その売ろうとする労働力が、大きな障害を与えられたことについては、どこかはっきりしない憤懣を心の底に感ずるのであった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
だから、工場法にだって、生命を失った場合に、その生命に対する支払い額のミニマムが決めてあるじゃないか、それが、労働力、いいかえれば、人間の生命力の搾取に、その基礎を置いてなっているものであるならば、それが、どんな形において生命が消耗されようと、ブルジョアジーにとって、驚くべき理由がないだろう。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
そして、村に金を送る代わりに、村から労働力を搾られに来たという形なのであった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
作例 · 標準
この国は豊富な労働力を背景に、急速な経済成長を遂げた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
単純作業を自動化するロボットを導入し、限られた労働力をより創造的な仕事に振り分けることにした。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
企業は、多様な人材を確保することで、質の高い労働力を維持しようと努めている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

労働力(ろうどうりょく)とは、財・サービスという生産物を作るために投入される人間の能力。肉体的なもののみならず、知的なものも含む。

出典: 労働力 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0