火災保険
かさいほけん
名詞
標準
fire insurance
文例 · 用例
初夜も過ぎた屋根越に、向う角の火災保険の煉瓦に映る、縁結びの紅い燈は、あたかも奥庭の橋に居て、御殿の長廊下を望んで、障子越の酒宴を視める光景!
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
それは現今の如く、火災保険などいうような方法があるではなく、また消火機関が完全してもいないから、一度類焼したが最後、財産はほとんど丸潰れになりました。
— その頃の消防夫のことなど 『幕末維新懐古談』 青空文庫
」と博士は火災保険の会社員のやうに一寸眉を顰めて、「実際火事には困る。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
M氏は火災保険会社や、銀行の取締役として聞えてゐると同時に、能楽や義太夫の達者としても、相応に名を売つてゐる人である。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
火災保険の重立ちの役員であった媒介人の中村の言うことには、お袋などの所思とはまた違ったところもあった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
例えばいろいろな火災保険であるとか、戦時保険であるとか、また、退職手当というものも、大分使い果してしまっているのであります。
— 宮本百合子 『幸福について』 青空文庫
この家に移ったとき、火災保険の外交員が訪ねて来た。
— 宮本百合子 『田端の汽車そのほか』 青空文庫
異之助さんは本邦最初の、外国火災保険詐欺をやった男。
— 長谷川時雨 『最初の外国保険詐欺』 青空文庫
作例 · 標準
マンションを購入する際、火災保険への加入を勧められた。
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万が一の火事のために、我が家もしっかりと火災保険に入っている。
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火災保険の契約内容を見直して、補償範囲を広げることにした。
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今年の火災保険料は、少し値上がりした。
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