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保険金

ほけんきん
名詞
1
標準
insurance payout
文例 · 用例
……と思う間もなく今度は相場師になって身を立てるというので、言葉巧みに親父を誑し込んで、祖父の代から伝わった田地田畠を初め銀行の貯金、親父の保険金なぞいうものを根こそげ捲き上げてしまったあげく、美しいばかりで智慧の足りない私の母親を連れてどこかへ夜逃げをして終ったというのである。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
そうしてそれを或る人に手渡す時にも、竹内トキさんの保険金でウィスキイを買うような、へんな錯覚を私は感じた。
太宰治 親という二字 青空文庫
保険金が入れば、それで他の小さい事業に移れる訳だ。
松永延造 職工と微笑 青空文庫
ドワイトという男が、自分の生命保険金を詐取する目的で、この毒をのみ、死んだように見せかけて、医師をあざむき、死亡診断書をとって保険金を貰い、自分は後に生きかえって、その金で栄華な暮らしをしたということです。
小酒井不木 深夜の電話 青空文庫
先日あなたの叔父さんが逝去されて、五千円の保険金を残され、あなたがその受取人になっているのです。
小酒井不木 被尾行者 青空文庫
「どうしたもんだらう、一人一人生命保険へ入つて貰つて、早死させた上、どつさり保険金を贈つたら申分がないのだが、さうも往かないしな……」と、いろいろ思案の末が、ともかくも御馳走をする事にした。
大正八(一九一九)年 茶話 青空文庫
もし母が出るとすれば、あの中の保険金は母の持参金としてもどさねばならぬ。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
丸の内の宏壮な建物を見てもわかるように、保険会社は富んでいるものだが、現在、生命保険会社の支払い方法は、他殺だと保険金詐欺でない限り普通の病死と同じに全額を支払うことになっているのだそうだ。
宮本百合子 権力の悲劇 青空文庫
作例 · 標準
事故で車が全損し、保険金が支払われた。
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彼は火災保険の保険金で、家を再建した。
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生命保険の保険金は、家族の生活を支える大切なものだ。
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