両替
りょうがえ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #14323 · 青空 154 例
標準
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文例 · 用例
しかし美しい芸術が人の心に及ぼす影響はすぐその場で手っ取り早く具体的な自覚的行為に両替して、それで済まされるものだろうか。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
ともかくもここには人間の好意が不思議な天秤にかけられて、まず金に換算され、次に切手に両替えされる、現代の文化が発明した最も巧妙な機関がすえられてある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
四谷の大木戸手前に三河屋といふ小さい両替店があつて、主人新兵衛夫婦と、せがれの善吉、小僧の市蔵、下女のお松の五人暮らしであつた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
新兵衛夫婦は奥で夜食の膳に向つてゐて店には今年十八歳の善吉ひとりが坐つてゐると、若い侍風の男ふたりが這入つて来て、ひとりは銀一|歩を銭に換へてくれと云ふので、善吉は、その云ふがまゝに両替へをして遣ると、男は他のひとりを見かへつて、笑ひながら云つた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
三河屋で一分の銀を両替へしたのは次郎である。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
ウイスキイに両替すれば、勿体ないってことがあんたにも解ったでしょう。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
「寛永時分からあった菱垣廻船の船問屋で残ったものは、手前ども堺屋と、もう二三軒、郡屋と毛馬屋というのがございましたそうですが……」 しかし、幕末まえ頃まで判っていたその二軒も、何か他の職業と変ったとやらで、堺屋は諸国雑貨販売と為替両替を職としていた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
長崎に来てからまだ半年も経たぬうちに、早くも一万両に余る金を貯めたのを、彼の夜の事を忘れぬように三五屋という家号で為替に組んで、大阪の両替屋、三輪鶴に預けていた。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
作例 · 標準
「すみません、千円札を百円玉十枚に両替していただけますか?」
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海外旅行の前に、空港の窓口で日本円を現地の通貨に両替しておいた。
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この自販機は五千円札が使えないので、近くの店で両替してもらうしかない。
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