巣窟
そうくつ
名詞頻度ランク #33005 · 青空 247 例
標準
den
文例 · 用例
大体、戦前から戦後にかけて彼の筆役勤務の現役を終えた文人であって、この付近に雑誌社、新聞社の巣窟があった時代の習慣で足はおのずとここへ向く。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
そこにパルチザンの巣窟があることは、それで、ほぼ想像がついた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
大隊長は、そのパルチザンの巣窟を、掃除することを司令官から命じられていた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
「ユフカは、たしかに司令官閣下の命令通り、パルチザンばかりの巣窟でありました――そう云います。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
『いろ/\委しい事を承りたいが、最早暮るゝにも近く、此邊は猛獸の巣窟ともいふ可き處ですから、一先づ我が住家へ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
之が普通の塲所なら、かゝる死地に落ちても、鐵車をば此處に打棄てゝ、其身だけ免れ出る工夫の無いでもないが、千山萬峰の奧深く、數十里四方は全く猛獸毒蛇の巣窟で、既に此時數十の獅子、猛狒の類は此穴の周圍に牙を鳴し、爪を磨いて居るのだから、一寸でも鐵檻車の外へ出たら最後、直ちに無殘の死を遂げてしまうのだ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
区々たる藩閥の巣窟に閉籠り、自家の功名栄達にのみ汲々たる桂内閣ごときでは、到底、永遠に日本の活力を増進せしめる事は出来ない。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
医師はこの街道筋が追剥の巣窟だったと云う事実を思い出したのに違いない。
— 渡邊温 『薔薇の女』 青空文庫
作例 · 標準
その山奥には、伝説の怪物が棲むという巣窟があるらしい。
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警察は、長年の捜査の末、犯罪組織の巣窟を摘発した。
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静かな隠れ家のようなカフェは、私にとって秘密の巣窟となっている。
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