幼年期
ようねんき
名詞
標準
childhood
文例 · 用例
詠嘆もまた幼年期の感傷と言ふを得べし、而して短歌の生命は詠嘆を出でず、格調に捉はるれば也。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
幼年期の哲理は後に必ず嘲笑さるる秋あるも幼年期の眞實は永劫にその光を失ふことなし。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
模糊たる記憶、我々の魂のなかに、世界の幼年期、靄の時代のものが残っている。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
そんな想ひにつまらなく辟易して白々しくなると自分は、自分の怯惰を幼年期からの変則な家庭の罪にした。
— 牧野信一 『蔭ひなた』 青空文庫
人の一生は幼年期、少年期で決するやうなものですね。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
佐田は神経的に正義派的に、彼の認識の中で一般化されている(作者も同様に一般化している)児童の「意欲をもたぬ幼年期の純真さ、無邪気さ」、創意性などを計量し、「労作にむすびついた教育、具体的実践に結合した」教育こそ小学教育の基礎であると感じる。
— ――「亀のチャーリー」「幼き合唱」「樹のない村」―― 『一連の非プロレタリア的作品』 青空文庫
ここらでもう幼年期に帷をおろそうと思う。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
丁度植物の生活に於て芽と蕾、花と實が相次いで現はれ、相承けて發展するやうに、民族の生活に於ても、原始時代の幼年期、古代の少年期、中世の青年期、近世の壯年期、最近世の老年期が互に相從ふ、とブライシヒは云ふ。
— 三木清 『歴史哲學』 青空文庫
作例 · 標準
幼年期を自然豊かな場所で過ごした。
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彼女の幼年期は、愛情深い両親に囲まれて幸せだった。
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幼年期には、想像力を育む遊びが大切だ。
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