制動機
せいどうき
名詞
標準
brake
文例 · 用例
いよいよ蝋管に声を吹き込む段となって、文学士は吹き込みラッパをその美髯の間に見える紅いくちびるに押し当てて器械の制動機をゆるめた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
自動車が走っているとき曲り道の急|角度に出会うと運転手は急に制動機をかけます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
私たちが、生活という自動車に乗って、人生の路を気ままに走っているとき、過ちの曲り角へ来ると、「菩提心」は急に制動機をかけます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 喚くと同時に、辰さんは、制動機を掛けた。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
制動機というものは、優れた機械ほど幾つもあるものだ。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
何事が起ったのか、と、運転手の Casey が狼狽てて制動機を絞ると、トニィは突っ走るような声を弾ませて、「手が見えたんだ。
— 牧逸馬 『土から手が』 青空文庫
幾つとなく大小様々な歯車が並び重なっている間に、数段にも自働的に作用する複雑な方舵機があり、色々な関節を動かす細い真鍮棒が後光のような放射線を作っていて、その間に、弾条を巻く突起と制動機とが見えた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
なお、その手働四輪車は、前部の車輪は小さく、後部のものは自転車の原始時代に見るような素晴らしく大きなもので、それを、起動機と制動機とで操作するようになっていた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
自転車の制動機が摩耗して効きが悪くなっていたため、安全のために新しいものに交換した。
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列車の非常用制動機が作動し、車両は激しい衝撃音と共に急停車した。
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複雑なギアと強力な制動機の組み合わせによって、機械の回転速度を精密に制御する。
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