兄姫
えひめ
名詞頻度ランク #30264 · 青空 12 例
標準
elder princess
文例 · 用例
いま、樹々の片枝の青み、やがて、野のしろがね色や、被衣兄姫。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
二の新代の朝ぼらけ、國の兄姫の長すがた、富士こそ問へれ、しろがねの被衣も搖に、『やよ筑波、八十伴の緒は玉ぶちの冕冠も高に、天の宮御垣は守るに、いかなれば、異よそほひの東人と、汝やはひとり、玉敷の御蔭の庭も見ず久に、下なる國の暗谷につくばひ居るや。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
一五『ひと日木原に往き合うた、小野の兄姫にとめられて、あすは檜の小林に、今も巣こそは營め。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
それから又同じ景行天皇が美濃の国の兄姫・弟姫、其|兄姫を手に入れようとせられたが、兄姫は弟姫を自分の代りとして召されるやうにと言うて、弟姫をさし上げた。
— 折口信夫 『古代生活に見えた恋愛』 青空文庫
またその皇后に「あなたの結び堅めた衣の紐は誰が解くべきであるか」とお尋ねになりましたから、「丹波のヒコタタスミチノウシの王の女の兄姫・弟姫という二人の女王は、淨らかな民でありますからお使い遊ばしませ」と申しました。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫
ここに天皇は、三野の國の造の祖先のオホネの王の女の兄姫弟姫の二人の孃子が美しいということをお聞きになつて、その御子のオホウスの命を遣わして、お召しになりました。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫
それでそのオホウスの命が兄姫と結婚して生んだ子がオシクロのエ彦の王で、これは三野の宇泥須の別の祖先です。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫
作例 · 標準
物語では、王はまず兄姫に相談し、次に妹姫の意見を聞いた。
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長きにわたり、兄姫は国を賢く治めたと伝えられている。
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「兄姫様、どうか私をお助けください!」と、弟の王子は懇願した。
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