無意志
むいし
名詞-の形容詞
標準
non-volitional
文例 · 用例
つまりそのころの私は、さきにも鳥渡言って置いたように金魚の糞のような無意志の生活をしていたのであって、金魚が泳げば私もふらふらついて行くというような、そんなはかない状態で馬場とのつき合いをもつづけていたにちがいないのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
無意志無感動の痴呆の態度であった。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
無意志無感動の態度がうたがわしくなったのである。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
無意志で歩いているかの女も、さすがにときどきは人に肩を衝かれ、またぱったり出会って同じ除け方をして立竦み合う逆コースを、だんだん煩わしく感じて来た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
つまりそのころの私は、さきにも鳥渡言つて置いたやうに金魚の糞のやうな無意志の生活をしてゐたのであつて、金魚が泳げば私もふらふらついて行くといふやうな、そんなはかない状態で馬場とのつき合ひをもつづけてゐたにちがひないのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
健康 なんにもしたくないという無意志の状態は、そのひとが健康だからである。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
完全に、無意志であつた。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
まるで無意志の犬のように、ぶらりぶらり、だらしない歩きかたをして、私たちから少し離れて、ついて来る。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
作例 · 標準
夢の中での行動は、意識的なコントロールが及ばない無意志なものが多い。
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その事故は、運転手の無意志的な反応によって引き起こされた可能性が高い。
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彼は無意志で手を伸ばし、目の前のカップを掴んだ。
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