無数
むすう
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #8063 · 青空 3472 例
標準
innumerable
文例 · 用例
色々あるどころか無数にあつて、空気中のオゾンの量に因ると考へる人だつてないとは云へぬ。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
然し、今仮りにその原因がシカと答解されたとしても、無数の現象の総和である現状は、直ちにどう変るものでもあるまい。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
広間の四方の障子はスツカリ取り払はれ、大洋を拭ふて来る海風は無数の蝋燭の焔をユラユラさせながら気持ちよく皆の肌に入つて行くのであつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
岩は鋼鉄のように硬くなりながらも、イワベンケイ、ミヤマダイコンソウ、ムカゴトラノオなど、黄紫のやさしい花を、点々とその窪洞に填めながら、ギザギザに尖っている輪廓を、無数に空に投げ掛けている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
尤も『土佐古今の地震』という書物に、著者|寺石正路氏が明治三十二年の颱風の際に見た光り物の記載には「火事場の火粉の如きもの無数空気中を飛行するを見受けたりき」とあるからこれはまた別の現象かもしれない。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
小学校や中学校で教える天文学では、大小無数の恒星もその一なる太陽も動かぬものとなっている。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
なるほど、落ち葉に交じって無数のどんぐりが、凍てた崖下の土にころがっている。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
風の仕業か雲の垂幕は無数の渦を絡み合せながら全体として、しずかにしずかに、東の方へ吹き移されて行く。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
夜空には、無数の星々が瞬き、幻想的な光景が広がっていた。
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彼の研究は、無数の失敗の積み重ねの上に成り立っている。
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コンサート会場には、無数のファンが押し寄せ、熱気に包まれていた。
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