爆発性
ばくはつせい
名詞
標準
explosiveness
文例 · 用例
老人の死を計画した親戚一同は、花久が、混雑に紛れて式場へ担ぎこんだ喜助の仕掛けた爆発性大榊のために、一致協力して冥途へ旅立ち、皮肉にも大熊老人一人が生きのこった。
— 海野十三 『仲々死なぬ彼奴』 青空文庫
放射性でない、しかし爆発性の物質についても、これと同様なことが行われる。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
そこでこれらのものは法外なエネルギーの放射性ないし爆発性物体に変化し、そうしてこの星雲が太陽に成って、周囲から受取るよりも多量のエネルギーを失うようになってくると、そのときにこれらの物体は温度が徐々に降るにつれてだんだんに崩壊してゆく。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
だぶ/\してゐるのは猛烈な爆発性をもつた薬品ですからね。
— 徳田秋聲 『フアイヤ・ガン』 青空文庫
」「いや、早速捜索させますが、そんな猛烈な爆発性をもつてゐるものだとすると、それを何う処置していゝか、それもちよつと伺つておいた方がよささうです。
— 徳田秋聲 『フアイヤ・ガン』 青空文庫
――彼等が皆で私窩子買いに出かける、それは、ガムシャラに堕落するその心持を痛快とする、爆発性だ。
— 一九二七年(昭和二年) 『日記』 青空文庫
キリスト教芸術の厳しさと、ギリシャ芸術の豊かさとが此所に全く融合し、更に近世的人間苦の抒情性、爆発性を内蔵して、遠くして近く、近くして遠い此の全人的芸術が生れた。
— 高村光太郎 『ミケランジェロの彫刻写真に題す』 青空文庫
無数の大砲弾の他に、爆弾を四百七十五発爆発させ、爆発性のガスをつめた気球を六十八個とばし、合計六百五十トンの火薬を消費する大実験を行なった。
— 中谷宇吉郎 『雨を降らす話』 青空文庫