ブロマイド
ブロマイド異読 プロマイド
名詞
標準
postcard-sized photographic portrait of a celebrity
文例 · 用例
島民家屋の丸竹を竝べた床の上に、薄いタコの葉の呉蓙を一枚敷いて寢てゐた時、私は、突然、何の連絡も無く、東京の歌舞伎座の、(それも舞臺ではなく)みやげもの屋(あられや飴や似顏繪やブロマイド等を賣る)の明るい華美な店先と、其の前を行き交ふ着飾つた人波とを思出したのだ。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
島民家屋の丸竹を並べた床の上に、薄いタコの葉の呉蓙を一枚敷いて寝ていた時、私は、突然、何の連絡も無く、東京の歌舞伎座の、(それも舞台ではなく)みやげもの屋(あられや飴や似顔絵やブロマイドなどを売る)の明るい華美な店先と、その前を行き交う着飾った人波とを思出したのだ。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
玉虫色の夜会服を着た妖艶花のような美人……噂に聞いた……ブロマイドで見た……銀幕で見た……否。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
私はその複写拡大紙面の実物と、ブロマイドに焼付けられた妻子のグロ写真とを並べて、副院長の自室で見せてもらいましたが、それを見ているうちに初めて、自分の過去の記憶を電光のように呼び起す事が出来ました私は、あんまり烈しいショックを受けましたために、一時失神状態に陥ってしまったものです。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
雨の日など、折角ターキーが送ったブロマイドが泥だらけじゃ、申訳ない。
— 海野十三 『発明小僧』 青空文庫
それから呉羽嬢の初のお目見得をしてみると、あんまり美しいのでビックリした拍子に呉羽嬢の姿がブロマイドみたいに眼の底に沁み付いてしまって、日が暮れたら怖くて外へ出られなくなった。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
ドンナに危い思いをしても、貴女の芝居ばっかりは一度も欠かした事はないし、ブロマイドだって千枚以上|蓄めているんだぜ。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
それから呉羽嬢の初のお目見得をしてみると、あんまり美しいのでビックリした拍子に呉羽嬢の姿がブロマイドみたいに眼の底に泌み付いてしまって、日が暮れたら怖くて外へ出られなくなった。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
作例 · 標準
昭和の時代、映画スターのブロマイドは浅草の専門店で飛ぶように売れていたそうだ。
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コンサート会場の物販コーナーで、推しメンバーのサイン入りブロマイドを3枚購入した。
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駄菓子屋のくじ引きで、当時大人気だったアイドルのブロマイドを引き当てて大喜びした記憶がある。
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標準
bromide paper
作例 · 標準
昔の暗室作業では、引き伸ばし機でブロマイドに露光して白黒写真を焼き付けていた。
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コントラストを強く出したい作品なので、今回は硬調のブロマイドを使ってプリントしようと思う。
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写真学校の課題で、手作業で現像液に浸してブロマイドから像が浮かび上がる瞬間を初めて体験した。
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ウィキペディア
ブロマイドは、臭化銀を用いた写真用印画紙、またはその印画紙に焼き付けた写真のこと。さらに、スター(「スタア」。人気の俳優、歌手、スポーツ選手など)のはがき大の肖像写真 のこと。
出典: ブロマイド — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0