当月
とうげつ
名詞副詞
標準
this month
文例 · 用例
……ただ、もし、この頃も承りますれば、その上方の御老体は、今年当月も御湯治で、つい四五日あとにお立ちかえりだそうでござりますが。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
「時に、この邸には、当月はじめつ方から、別に逗留の客がある。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
漸く彼は奇智を弄して、実はこの像こそは泰西の大詩人の像であつて、さる貴人の注文に依つて小生が(と彼は画家であつたが彫刻家に変じて――)作成したのであるが洋行中の注文者が帰朝すれば千金に価するのだからと弁じて、辛うじて二年分の蔵敷料を前払ひしたのだが、恰度当月で期間が絶れた。
— 牧野信一 『凩日記』 青空文庫
先月の二十一日にご注文うけまして、当月二日にお届けいたしました品でござります」「注文主はだれじゃ」「ちとご身分のあるおかたでござりまするが」「承知のうえでしらべに参ったのじゃ。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
「当月五日横井平四郎を殺害致し候者御処置之儀、如何之御儀に被為在候哉。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
」「然るに当人乗船致候得者、兼而眩暈之気味に而難儀致候得共、乗船御供被仰付候と申候者、格別之儀と奉存候間、中々御断之願者難申出|黙止居候得共、先月末当月初両度之|乗様しに、御医師中に者指而難儀之者も無御坐候得共、御小姓御納戸之中に者、船中眩暈|嘔逆に而難儀之人も有之候様承及候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
何れ当月内には御発駕と存候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
私も五月末つかたより病気にて、大きにこまり入申候、なれども、二、三日づつはよひ日もあり、またまたあしきこともおほく御座候へども、当月に相成り、いつかう少々もたへまなく打ふし居申候。
— 長谷川時雨 『西川小りん』 青空文庫
作例 · 標準
当月の売上目標達成に向けて、チーム一丸となって取り組む。
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会議の資料は当月の初めに配布される予定だ。
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当月中にこの問題を解決しなければならない。
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