下火
したび
名詞頻度ランク #37076 · 青空 152 例
標準
burning low
文例 · 用例
風があたって、※とする下火の影に、その髪は白く、顔は赤い。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
其處だけ、火が消えかゝり、下火に成るのだらうと、思つたのは空頼みで「あゝ、惡いな、あれが不可え。
— 泉鏡太郎 『露宿』 青空文庫
もちろん座敷|摺れのしないお酌のうちから仕切って面倒を見たり、一本になりたてを、派手な落籍祝いをして落籍したり、見栄ばった札びらの切り方をするのは、大抵近郊の地主とか、株屋であり、最近では鉄成金であり、重工業関係の人たちであったが、それも時局情勢の進展につれてようやく下火になって来た。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
省作の悪口を言うとおはまに憎がられる、おはまには悪くおもわれたくないてあいばかりだから、話は下火になった。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
七十五日過ぎない内に手古奈の噂も下火になる。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
陽気も涼しくなって、コロリもおいおい下火になったので、地蔵さまも踊らなくなったのだと云い触らす者もありましたが、ともかくも地蔵さまはもう踊らないという噂が立ったので、参詣人もぱったりと絶えてしまいました。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
おめえは其の訳を知っているか」「コロリもだんだん下火になったのと、寺社の方から何だか忌なことを云われそうにもなって来たので、ここらがもう見切り時だと諦めて、踊らせないことにしたのでしょう」「そうかな」と、半七は又かんがえた。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
その話がこの頃下火になった。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
作例 · 標準
火が下火になってきたので、炭を足して火力を調整した。
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議論は白熱していたが、時間が経つにつれて徐々に下火になっていった。
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かつて一世を風靡したバンドも、今は下火になり、活動休止状態だ。
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